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【緊急】医療費控除と医療費通知の様式



確定申告の時期となりました。還付申告であればもう提出できます。
確定申告において医療費控除を利用して早く還付を受けたいけれど、医療費控除の明細書の作成が面倒だから医療費通知を添付したい、だから医療費通知が送付されてくるのを待って申告したいという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方には悲しいお知らせです。

医療費通知の様式
1月24日に、中国税理士会岡山東支部と岡山東税務署との税務連絡協議会に出席しました。
そこで言われたのが、「医療費通知について協会けんぽや国保連、主な健康保険組合に聞き取り調査を行ったが、平成29年分医療費の医療費通知については6項目の要件を満たすものが皆無であり、したがって平成29年の申告にあたって医療費通知の添付は事実上できない」ということでした。

6項目の要件とは
被保険者等の指名、療養を受けた年月、療養を受けた者、療養を受けた病院・診療所・薬局等の名称、被保険者等が支払った医療費の額、保険者等の名称

ですが、どうも「被保険者等が支払った医療費の額」が記載されない場合が多いとのことです。また、協会けんぽは期間が「平成28年12月から平成29年11月」であるため、平成29年12月分は別途医療費の明細に記載する必要があります。
実際の医療費通知が来ないと何とも言えませんが、平成29年分の申告は従来どおりのやり方でできるように、資料の整理や集計をしておいたほうが無難でしょう。

今後の見通し
医療費通知の様式の変更はすぐにはできないということですね。協会けんぽ、国保連等多くの機関で「平成30年4月から」の分については6項目すべて記載されるようになるとの見通しも示されました。
早く6項目の要件を満たす医療費通知になればいいですね。

確定申告のことならお気軽に朝日税理士法人にお問い合わせください。

Hama

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