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意外とこわい給与の話



・・・とある会社の従業員の会話。

「社長って給料○○万円も取ってるらしいよ。」
「えーっ、なんにも仕事してないのに。」
社長が聞いたらひっくり返りそうな会話ですが、結構、普通に交わされている会話かもしれません。実際、私も昔勤めていた会社で耳にしたことがあります(昔ですよ、昔)。

社長の思いを理解してもらえない、というのはよくあることとひとまず割り切るとして(泣)、給料についても、社長は結構大変だな、と思うことがあります。
社長の給料は自分で好きに決められて良いなあ、というのが素直な感覚だと思うのですが、役員の給与には実は法律上の制約があって、意外と好きなようにできないんです。

例えば、①業績に応じて臨機応変に給与の額を変えるとか、②業績がいいときに賞与を出すといったことが基本的にはできません(正確に言うと、できなくはないけれど会社が損をします)。

上記①は「定期同額給与」と言って、1年間は毎月同額を支給してくださいね、という制約です。期首から3ヶ月以内とか、会社が倒産の危機に瀕するくらい業績が悪化した(!)とか、入院したとかの事情があるときなどに限って変更が認められます。
上記②はこの「事前確定届出給与に関する届出書」を提出しておけば賞与は出せるのですが、支給時期も金額も事前の届け出どおりでなければならず、業績に応じて出すことはできません。

とくに怖いのが②で、夏冬2回の賞与を届け出ていて、冬の支給額がちょっと違った、というだけでも夏冬全部の金額が否認され、法人税がかかってしまいます。
また、届出どおりに支給をしたけれど、たまたま同じ月にその役員にだけ何か単発の支払いがあると、それも同一視されてまとめて否認されたケースもあるようです。
この怖さ、意外とまだ浸透していないような・・・(汗)

役員給与に関しては、納税者と国税庁側との意見が分かれることが多いためか、国税庁は役員給与に関するQ&Aのような見解をHPに載せています。
気になる方(特に社長さん)は是非読んでみてください。
これをお読みになったどこかの社長が余計な税金を払わずにすみ、どこかの従業員が社長もいろいろ大変だ、と思ってもらえる・・・かな?

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