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クレジットカード納付制度の創設



平成28年度税制改正により平成29年からインターネット上でクレジットカードによる納付が可能となります。
《納付手続きの流れ》
対象は、納付書で納付できるすべての国税で利用できます。納付額については基本的に制限はありません。
ただし、クレジットカード会社の取扱い上、1000万円未満に限定されています。よって、高額な納付には利用できない点に注意が必要です。
手数料に関しては、納税者が負担することになります。
(東京都の場合、納税額1万円で税抜き73円の手数料)
また、納税者がクレジットカード会社に納付手続きを委託すると、クレジットカード会社は与信審査終了後に国税を納付します。注意点は、納付日とみなされるのは、納税者が手続きを委託した日ではなく、与信審査が終了した日とされる点です。
利子税、延滞税等もこの日を基準に適用されます。
《適用時期》
平成29年1月4日以後に国税の納付を委託する場合に適用されます。

《メリット》
・インターネットを利用するので現金を持ち歩かなくてすむ。
・納付に行くための時間、交通費がかからない。
・クレジットカードを利用することで、ポイントなどを獲得できる。

《デメリット》
・手数料が発生する。
・クレジットカードを利用するので、情報漏えいのリスクがある。

税金の納付方法の選択肢が増えることは望ましいことですが、メリット・デメリットをしっかり
確認、理解したうえで、利用してくださいね。

 

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朝日税理士法人

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