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まっくろけの猫が二疋、
なやましいよるの家根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
「おわあ、こんばんは」
「おわあ、こんばんは」
「おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ」
「おわああ、ここの家の主人は病気です」
(萩原朔太郎「猫」)

猫ブーム
ひと昔前はペットと言えば犬でしたが、2010年代に入ってから日本では空前の猫ブームだそうです。火付け役は和歌山電鐵貴志駅の名物三毛猫「たま駅長」といわれており、その経済効果だけで年間11億円にも上ったとか。ネコノミクスという言葉まで使われるようになりました。
平成28年の犬猫飼育実態調査によると、
犬:9,878千頭
猫:9,847千頭
(一般社団法人ペットフード協会)
とその差は僅かで、近いうちに逆転することが予想されています。

猫の効果が凄い

「アニマルセラピー」という言葉をご存知でしょうか。動物を使ったセラピー手法のことで、動物と触れ合わせることでその人に内在するストレスを軽減させたり、当人に自信を持たせたりといったことを通じて精神的な健康を回復させることができると考えられています。(Wikipedia)
また、猫の発する「ゴロゴロ」という音にも以下の効果があるようです。
・血圧を下げる
・不安を和らげる
・免疫力を上げる
猫がゴロゴロいう音の周波数は20から140Hz。これは、さまざまな病気の治療に効果的な周波数だそうです。まだまだ、猫には以下のような効果もあるとの噂です。
・ストレスが減るため、心臓麻痺が起こる可能性を40%まで減らす
・体をなでるだけで高血圧の人の血圧が下がる
・コレステロールを減らす
・猫の飼い主は卒中になる確率が低い

我が家にも室内飼いの猫が二匹います。上で書いた効果にはやや疑問もありますが、立派な家族の一員として可愛がっています。対照的に、私の実家の母親は極度の猫嫌いです。近所で野良猫が増え、庭をトイレにされているのだとか。猫除けもペットボトルも効果がなく、毎日代わるがわるたくさんの猫が来ているようです。庭の糞尿を片付けても片付けても臭いは取れないとのこと。
「最近子どもが生まれたみたいで、小さい猫もおるよ」とノイローゼ気味に言います。
猫を飼う際には、猫も、飼い主も、周りの人も、皆が幸せになれるよう、責任を持った飼い方をしたいものです。

funa

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