社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)~導入の理由~
マイナンバー制度はそもそも何故導入されるのかというと、複数の機関にある個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものです。
期待される効果としては以下の3つがあげられます。
- 公平公正な社会の実現
行政サービスの受給状況が把握しやすくなり、不正受給や負担するべきものを不当に免れることを防止でき、本当に必要としている方への支援を行うことができるようになる。
- 国民の利便性
行政手続において必要書類の削減や、行政機関の管理している自分の情報の確認、行政機関からのサービスのお知らせを受けることができるようになる。
- 行政の効率化
情報の照合、入力等にかかる時間の短縮、複数の業務間での連携が取りやすくなるなど業務の効率があがるようになる。
マイナンバーの交付は27年10月からはじまります。
その後、平成29年1月から情報提供等記録開示システムが稼働する予定となっています。
この情報提供等記録開示システムとは、マイナンバーを使って自分の個人情報がどのようにやりとりされているのかの記録をご自身で確認することができるシステムとなる予定です。
これによっていつ・誰が・なぜ情報提供したのかを確認することができるようになります。