平成27年度補正予算 中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金の3次公募!
みなさんは中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金とういものをご存知でしょうか?
概要
中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金は、省エネルギー性能の高い機器及び設備の導入により事業活動における省エネルギーを推進することで、事業活動の生産性を高めるとともに省エネルギーを促進し、中小企業等の競争力を強化することを目的とするものとあります。
交付金額
補助金額としては以下の要件を満たし申請が採択されれば最大で1億5千万※までの補助金の交付を受けることが出来ます。
※導入する設備の1/3の金額までが上限です。
要件
①補助対象事業者
1.国内において事業活動を営んでいる法人及び個人事業主。
2.原則、本事業により国内において設置する補助対象設備の所有者であること。
3.法定耐用年数の間、導入設備等を継続的に維持運用できること。
4.導入した補助対象設備等に関する使用状況や設備導入による事業効果等について、SII※あるいは国からの依頼により調査を実施する場合、必ず協力できること。
※環境共創イニシアチブ
5.経済産業省から補助金等停止措置又は指名停止措置が講じられていない者であること。
②補助対象事業
1.日本国内で既に事業活動を営んでいる既築の工場・事業場・店舗等(以下、「事業所」という。)において使用している設備を更新する 事業であること。
2.既設設備を省エネルギー性の高い補助対象設備へ更新することにより、省エネルギー効果が得られる事業であること。
3.補助事業者は事業終了後、1か月間の省エネルギー量の実績値を基に1年分の省エネルギー量を算出し、事業完了後90日以内にSIIへ成果報告を行うこと。但し、前記によりがたい場合は、事業完了後1年間のデータを取得し、データ取得完了後 90日以内に補助事業の内容及び成果をSIIに報告することも可とする。
4.SIIが必要と認めたものについては、その事業の交付申請及び成果報告内容を公表できる事業であること。
対象設備
・高効率照明
・高効率空調
・産業ヒートポンプ
・業務用給湯器
・高性能ボイラ
・低炭素工業炉
・変圧器
・冷凍冷蔵庫
・産業用モータ
・FEMS・BEMS
この中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金の3次公募が平成28年7月29日~平成28年9月9日の期間で公募されており、今回の3次公募で当該補助金は終了となります。
実際は上記の要件以外にも細かい規定があり、また要件を満たせば必ず採択される訳ではなく、しっかりとした計画書を作成しないと採択されません。
しかし、要件自体は他の補助金にくらべると簡易であり補助金額は相当大きな金額であるため該当資産の導入を考えられている方はチャレンジするのもいいかと思います。
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