平成29年9月からの厚生年金保険料
平成29年9月分から厚生年金保険料が引き上げられました。
今回の改正は、厚生年金保険において一つの区切りとなるものです。
なんだかすっきり?
料率表を見て、なんだか違和感がありませんでしたか?
「なんだかすっきりしたような・・」
今年から、「坑内員・船員」と「一般」の保険料率が同じになったので、表の列が少なくなったのです。
毎年の改正はこれで最後
また、毎年9月分から改正(というか引き上げ)が行われてきましたが、この改正が最後となります。
健康保険料とあわせて年2回改正がありましたが、今後は年1回になりますね。
平成16年の年金制度改正
これまで毎年行われていた厚生年金保険料の改正は、平成16年に行われた年金制度改正によるものです。
当時の厚生年金保険料率は、「一般の被保険者」が13.580%、「坑内員・船員」が14.960%でしたが、一般の被保険者は毎年0.354%ずつ、坑内員・船員は毎年0.248%ずつの引き上げを行って、最終的に18.3%で統一し、その料率を今後は維持することとされています。
料率を今後は維持といっても、いつまでもつかな?とも思いますが、今後もずっと維持してほしいですね。
Hama